ケース別発達障害のある子へのサポート実例集 幼稚園・保育園編/Hoick OnlineShop~保育士・幼稚園教諭のためのオンラインショップ~

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ケース別発達障害のある子へのサポート実例集 幼稚園・保育園編

価格 (税込)1,760円
商品コード:978-4816349034
ポイント:16Pt
頁数:168ページ
出版年月:2010-05-00

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出版社・レーベルの紹介文

本書は、発達障害のある子どもたちへの適切な支援法や対処法について、幼稚園・保育園で日常的に起こりうる様々な具体例を取り上げながら、豊富なイラストとともに解説しました。園と家庭が連携しながらサポートするためのヒントも紹介しています。
 

目次

巻頭:園のなかの発達障害児
■気になる園児はいませんか?
■こんなとき、どう対応していますか?
■子どもはこんなことで困っています
■支援のしかたで子どもが変わります

序章:「気になる子」の困り感を受けとめる
■園の中の「気になる子」(集団で目立つ「気になる子」/知的な遅れのない発達障害/保育者か親が気づく)
■いろいろな発達障害(自閉症/ADHD(注意欠陥多動性障害)/LD(学習障害)/障害名にとらわれない)
■発達障害児への接し方(ICFに基づいた支援を/スモールステップが基本/成功体験を増やす)
■支え合い、育ち合う(しつけや家庭環境が原因ではない/ほかの子どもの育ちもうながす/保育者も親も成長する)
■コラム:親を支えることが子の支援に

1章:日常生活におけるサポート例
【ケース1:指示が聞けない】
■ケースの具体例:指示が伝わりにくい
■なぜそのようになるのか:発達障害の特性による
■その場での対処法:すぐそばで指示を出す
■対応時に注意すること:きびしく叱責しない
■問題を起こさないための改善策:特性をカバーする方法で
■家庭では:子どもの目を見て話す/視覚情報を加える/わかりやすい指示を
【ケース2:ルールが守れない】
■ケースの具体例:ルールに従えない
■なぜそのようになるのか:ルールを理解しにくい
■その場での対処法:保育者がそばで支援する
■対応時に注意すること:無理にルールを教え込まない
■問題を起こさないための改善策:わかりやすいルールにする
■家庭では:家族でゲームをする機会を/並んで待つ習慣を身につける
【ケース3:ことばがうまく話せない】
■ケースの具体例:言語の獲得には個人差がある
■なぜそのようになるのか:コミュニケーションをとろうとしない
■その場での対処法:絵カードを使う
■対応時に注意すること:言い間違いを注意しない
■問題を起こさないための改善策:子どもの要求を受け止める
■家庭では:ゆっくり、短いことばで/間違えてもしからない
【ケース4:座って食事ができない】
■ケースの具体例:ほかの子どもと食事ができない
■なぜそのようになるのか:特有のこだわりがある
■その場での対処法:無理に食べさせようとしない
■対応時に注意すること:楽しい雰囲気づくりが大切
■問題を起こさないための改善策:スモールステップによる対処法
■家庭では:栄養のとり方を工夫する/テーブルやいすを調整する
【ケース5:トイレに行けない】
■ケースの具体例:園のトイレをいやがる
■なぜそのようになるのか:不安や感覚過敏がある
■その場での対処法:本人が受け入れられる方法で
■対応時に注意すること:おもらしをしてもしからない
■問題を起こさないための改善策:トイレの環境を改善する
■家庭では:トイレの使い方の手順を示す/外のトイレに慣れさせる
【ケース6:活動の切り替えができない】
■ケースの具体例:みんなと一緒に片づけられない
■なぜそのようになるのか:見通しがもてない不安がある
■その場での対処法:好ましい見通しをもたせる
■対応時に注意すること:切り替えを強要しない
■問題を起こさないための改善策:「終わり」を予告しておく
■家庭では:生活パターンを決める/許容することも必要
【ケース7:運動遊びが苦手】
■ケースの具体例:体の動きがぎこちない
■なぜそのようになるのか:協調運動がうまくいかない
■その場での対処法:介助してできるように導く
■対応時に注意すること:ネガティブなことは言わない
■問題を起こさないための改善策:感覚統合訓練が有効
■家庭では:屋外で体を動かす機会を
【ケース8:絵や工作が苦手】
■ケースの具体例:細かい手の動きができない
■なぜそのようになるのか:微細運動の発達に遅れがある
■その場での対処法:部分的に手伝う
■対応時に注意すること:作品をけさない
■問題を起こさないための改善策:手順をわかりやすく提示する
■家庭では:描きたいものを描かせる/ボタンかけなどの練習も
【ケース9:行事に参加できない】
■ケースの具体例:本番だけでなく練習もいやがる
■なぜそのようになるのか:新しいことに対する強い不安
■その場での対処法:無理に参加させない
■対応時に注意すること:親の理解と協力を得る
■問題を起こさないための改善策:本番の状況を予告しておく
■家庭では:本人の意向を尊重する/慣れない外出の前は予告を
【ケース10:友だちと一緒に遊ばない】
■ケースの具体例:ひとりでしか遊ばない
■なぜそのようになるのか:人とかかわることが苦手
■その場での対処法:ほかの子と遊ばせる必要はない
■対応時に注意すること:遊びの発達段階を見極める
■問題を起こさないための改善策:友だちと同じ空間で遊べるように
■家庭では:集団遊びを強制しない/楽しかったからまたやりたい
【ケース11:相手のいやがることを言う】
■ケースの具体例:衝動的に暴言をはく
■なぜそのようになるのか:人の心を読むのが苦手
■その場での対処法:不快にさせることばを教える
■対応時に注意すること:叱責しない、罰を与えない
■問題を起こさないための改善策:ことばづかいをみんなで確認
■家庭では:ルールの定着はゆっくりと/注意するときは淡々と
【ケース12:勝ちにこだわる】
■ケースの具体例:勝てないとかんしゃくを起こす
■なぜそのようになるのか:「負け」を考えられない
■その場での対処法:かんしゃくを静める
■対応時に注意すること:大声で起こらない、罰を与えない
■問題を起こさないための改善策:勝敗が分かれることを予告する
■家庭では:「負け」に慣れさせる/いろいろな場面でほめる
【ケース13:からかわれる】
■ケースの具体例:からかいの対象になりやすい
■なぜそのようになるのか:友だち関係も手探りの時期
■その場での対処法:からかいやいじめをやめさせる
■対応時に注意すること:からかわれた側を責めない
■問題を起こさないための改善策:友だちのいいところを認め合う
■家庭では:園での様子を聞いてみる/自己主張をする練習も必要
【ほかにも気になるこんな行動】
■自分が必要なときだけ保育者を呼ぶ:人とかかわりをもたない/子どもの好きなものを媒介に
■話すときに主体と客体を間違える:「もらう」と「あげる」の違い/少しずつ理解をうながす
【コラム】二次障害を防ぐために

2章:問題行動に対するサポート例
【ケース1:特定の音をいやがる】
■ケースの具体例:警報器や大太鼓の音が苦手
■なぜそのようになるのか:特有の感覚過敏が原因
■その場での対処法:いやがる音が聞こえない場所へ
■対応時に注意すること:パニックへの対処法
■問題を起こさないための改善策:音がすることを予告する
■家庭では:音を消してほしいと訴える/「いや」のサインにはすぐ対応
【ケース2:乱暴な行動をする】
■ケースの具体例:衝動的にたたいてしまう
■なぜそのようになるのか:衝動性を抑制できない
■その場での対処法:興奮を冷まして落ち着かせる
■対応時に注意すること:しかったり責めたりしない
■問題を起こさないための改善策:ことばで気持ちを伝える練習を
■家庭では:乱暴な行動を阻止する/ほめる機会を増やす
【ケース3:気になる行動がある】
■ケースの具体例:特有のこだわりがある
■なぜそのようになるのか:自閉症にみられる自己刺激行動
■その場での対処法:こだわりを許容する
■対応時に注意すること:無理やりやめさせない
■問題を起こさないための改善策:気持ちを安定させる
■家庭では:外出先での気になる行動/許容すると親も楽になる
【ケース4:その場からいなくなる】
■ケースの具体例:園外に出てしまうことも
■なぜそのようになるのか:飛び出したくなる理由がある
■その場での対処法:子どもの安全確保を最優先に
■対応時に注意すること:その場にいたくない理由を探る
■問題を起こさないための改善策:いやがる状況をつくらない
■家庭では:家から飛び出すケースも/外で遊ぶ時間を決めておく
【ケース5:自分を傷つける】
■ケースの具体例:手を噛む、頭をぶつける
■なぜそのようになるのか:興奮を抑制することができない
■その場での対処法:けがをさせない配慮をする
■対応時に注意すること:しかったり説教したりしない
■問題を起こさないための改善策:興奮しやすい状況を避ける
■家庭では:愛情をもって見守る/始まる前に関心をそらす
【ケース6:おしゃべりがやめられない】
■ケースの具体例:一方的に話す
■なぜそのようになるのか:話したい衝動を抑えられない
■その場での対処法:絵カードなどで指示を出す
■対応時に注意すること:強くしからない
■問題を起こさないための改善策:聞く態度を身につける
■家庭では:親子で聞き役になる練習を/ひとりごとも成長の跡
【コラム】パニックをどうとらえるか

3章:心豊かに育ち合える園づくり
■家庭との連携をはかる:親の気づきをうながす/ほめることも忘れずに
■ほかの子どもとの育ち合い:友だちの特性に気づいている/みんなで考える
■他児の保護者に理解を求める:他児の親の思いを理解する/トラブルにはすみやかに対応/理解者から協力者へ
■特別支援教育の取り組み:特別支援教育の推進/早期発見、早期支援を目指す
■個別の指導計画の立て方:個別の指導計画を立てる/計画を作成することのメリット/項目の立て方は臨機応変に/目標・指導内容は具体的に/加筆しながら常に活用する/親が参画できるものに
■園内の理解・連携を深める:押しつけはだめ/研修などの環境整備も/チームで支える
■専門化の力を活用する:巡回相談などを利用する/園の主体性をくずさずに/各種機関との連携
■就学に向けた支援:小学校でつまずかないために/親に障害への理解をうながす/「子どものため」を第一に/学校の受け入れ態勢も異なる/就学先との連携/親の理解と協力を得る/就学後も見守る気持ちを
■発達障害のある子に出会えて

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